還示表臨書 利香 様 ( 大阪市 女性 )
みに書ミュージアム 
ヨウ白(もう)す。昨(きのう)疏して還示す。
憂虞の復た深く、遂に疾苦を積むを知る。
何ぞ迺(すなわ)ちしかる耶。
蓋し楽を洞庭の野に張れば、
鳥は値(あ)いて高く翔び、魚は聞きて深く潜む。
豈に糸磬(しけい)の響き、雲英の奏の非なる耶。
此れ愛する所殊なる有れば、楽しむ所すなわち異なるなり。
君能く己を審びらかにして物を恕せば、
則ち常に結する所無からん。
横34cm×縦35cm
原寸に近い状態での小楷を書くのは久しぶりで、
写経でもしている気分になれました。
せっかくの機会なので、紙も自分でパール系のブルーに
染めてみましたが、写真に撮ると実際の色とは
かなり違って見えるのが残念です。
還示表を書いた鐘ヨウ(遙の右+系)の字には
優しさの中に秘められた強さのようなものを感じます。
そこをうまく表現したいと書いてみたのですが・・・。
F10 美 利香 様
横35cm×縦45cm
美(び)
美しい、うるわしいの意
北魏時代の「元顕シュン(携の偏がイの形)暮誌」の中から「美」一文字を集字し、
作品化しました。
昔、きれいで大きな羊を神様にお供えしたことから「美」という字ができたと
何かの本で読んだことがあります。
それを少し気にしながら大きく書いてみました。
(注:集字=作品に使う文字や偏旁を集め取り合わせること)
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