'04WEB公募書道展「お出かけ前に見る書」 H13/I07   

H13 一期一会   畑中壺竹 (神戸市 54歳 女性)
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一期一会

横5.7cm×縦24.5cm

一期一会(會)(いちごいちえ)

(1)〔茶会に臨む際には、 その機会は一生に一度のものと心得て、 主客ともに互いに誠意を尽くせ、の意〕一生に一度だけ出る茶の湯の会。
(2)一生に一度だけの機会。
一會 一期一會

心がけて丁寧に筆をはこびました。 印は雨人さんに作っていただきました。
お出かけには出会いが付き物、 準備やリハーサルをした茶会ばかりではなく、 いつも会う人とでもこの時この用件は一度かぎり、 袖触れ合うも他生の縁。



I07 虚子の句   畑中壺竹

ふり仰ぐ空の青さや鶴渡る

横5.7cm×縦24.5cm

ふり仰ぐ空の青さや鶴わた(多)る  (高浜虚子の句)

仰ぐ お出かけには人への心遣いと同様に自分への心遣いも大事ではないでしょうか。 青空のような気持ちを持って出発したいと思います。

近年家庭で書作品をみる機会が減ったのは住宅事情にもよるのではないかと、 狭いところで鑑賞するスタイルを考えてみました。カーテンレールやドアの取っ手など どこにでも飾れる軽さを工夫しました。ふり仰ぐ空の青さや鶴渡る
作り方 (1)ウレタンフォームをホッチキスで 止めます。 (2)色の紙を巻いて糊付け。 (3)作品の上下を糊付け。