2:07 これがウワサの笑顔寺

煙花山人様:東京都日野市・男性・36歳

  

2:07  これがウワサの笑顔寺

大本山笑顔寺(しょうげんじ)
笑って成仏できるとウワサの大本山笑顔寺(しょうげんじ)。お寺という、これまでの湿っぽいイメージを脱ぎ捨て、本堂は可動式のお笑いシアターになるという革新的な設計。子供からお年寄りまで楽しめるイベント、住職による爆笑説法会を毎週開催中。江戸時代、飢饉に苦しむ民衆に笑い話を聞かせ、空腹の苦しみを救ったといわれる楽珍上人(らくちんしょうにん)ゆかりの寺。そのため昔から芸能関係者や落語家の参詣が多いことでも知られる。上人自らが彫り上げたとされる通称「うす笑い地蔵」ほか多数の文化財を所蔵している(拝観自由)。
 

笑いをテーマにイタズラ書きをしているうちに、こんな作品ができました。なんとなく「笑顔」と「寺」の字は相性が良いです。架空のお寺に見立てた「笑顔寺」(しょうげんじ)。悪ノリで、どこかのお寺の画像とコラボさせてみました。右下のお地蔵さんが「うす笑い地蔵」。書・画・写真とも自作。いかにもこういう、お寺のホームページ(トップ画面)とか見かけますね~。

画像加工品

コメント

  • ふざん より:

    ほんと!~こんなお寺さんがあったら大流行でしょうね。
    可動式お笑いシアターや爆笑説法会、文化財の拝観・参詣など行列ができるほどの繁盛でしょうね。
    ひょっとすると、近々「笑顔寺」の落慶式があるかも。

  • 煙花山人 より:

    ふざん様、コメント御礼申し上げます。
    完全に悪ノリでつくった作品です……笑顔寺の公式
    サイトができたらトップ画像はコレ、みたいな。

    右下の地蔵さんも自分で描いたのですが、これは百円
    ショップで板を買ってきて、最初は白木の表札にしようと
    思っていたのです。

    実は2011年の東日本大震災直後、被災地に仮設住宅
    が建つだろう、その時に入居者の皆さんに表札を送る
    ボランティアをしようと思い立ち、被災した知人の苗字を
    書き溜めていました。

    その後、いつまで経っても仮設住宅は見通しが立たない
    まま夏になり、頼まれもせぬまま作った表札を送るのも
    申し訳ないと仕舞っておりました。そんな中、被災地の
    小学校の児童たちが、ようやく建ち始めた仮設のお年寄り
    たちに手作りの表札をプレゼントしているニュースを偶然
    新聞で読みました。「ああこれだ。同じ思いの人たちが
    相手を思い、つながるというのはこういうことだ」としみじみ
    伝わってきまして。東京で表札書いてもそれは違うのだと
    ようやくわかりました。

    そんなこともあり、名前を書いた板を風呂の焚きつけに
    するわけもいきません。黒く塗りつぶして、一度は思いを
    こめた板じゃけん、せめて鎮魂の願いをこめて地蔵さんを
    描こうと。こまこま色を塗って、2枚できました。

    書に願いをこめる、ということはどういうことなのか。
    無派閥書道ネット様における、震災復興応援の展覧会
    にも参加させて頂きました。何が届けられたのか、自分の
    満足で終わっていないか……常に考え続けましたが、
    それでも祈りをこめて書きたかった。それは嘘いつわりの
    無い本心であったと思います。

    ちょっとした作品にも、元をたどれば色々なことが思い
    出されます。そうしながら、少しずつ東北にも笑顔が
    広がることを念じてやみませんです。

  • kotiku より:

    まあ、立派なお寺ですねぇ。これで(拝観自由)、はいいですね。笑顔が集まれば経営も成り立つから、きっといつまでも愛されるお寺でしょう。末寺も増え近所にもできるといいな。
    お地蔵様もかわいい。

    東日本大震災再建支援書展にご参加ありがとうございます。またチャリティーも再開しましたのでよろしく。被災された方に何かお力になりたいという思いを届ける方法のひとつとして長期に続けたいと思っています。

  • Yukari より:

    実在しそうです。
    お寺の写真、りっぱな文字、お地蔵様の色合い、全てがとてもマッチしています。
    ストーリーを作成することでイメージがさらに膨らみ、面白さも倍増しますね!

  • 煙花山人 より:

    kotiku様
    お地蔵様を誉めて頂いたのは初めてなので嬉しい心持ちです。田舎の古い地蔵堂や神社に、ひっそりと掲げてある「絵馬」の雰囲気を出せればと思います。全体に上手くはないけれど、大胆な色彩と筆致の省略、祈りがこもった空気感……震災復興支援展に寄せられた作品群もそうなのですが、人を思いやるとか、ひたむきに祈る気持ちがこめられたものには、言い知れぬ「力」が宿りますね。

    yukari様
    ありがとうございます。もっと細かい設定もあったのですが、あまり情報が煩雑すぎても鑑賞の妨げに?ファンタジーとしての「設定」は、何につけさじ加減が難しいものですね。自宅を寺にしてしまおうかとも考えましたが、かみさんが「線香の煙で赤ちゃんむせるから、やめれ」とのお告げが下りまして(笑)

  • ラピュタ より:

    お寺のお写真も綺麗に撮れて、右下のお地蔵さんも精巧に描かれています。そして、書も震災で犠牲となった方々の鎮魂の願いが伝わり、合掌したくなるような素晴らしい作品です。東北の被災地では、まだまだ復興が進んでおりませんし、被災者の方々が一日も早く笑顔を取り戻せるような安心した生活を願わざるを得ないと、煙花山人様の作品を拝見し、改めて思いました。

  • 煙花山人 より:

    ピュタさん
    コメントありがとうございます。
    十一面観音菩薩の、正面からは決して見えない首のところにあるお顔が、大爆笑しているというのを思い出しました。「暴悪大笑面」(ぼうばくだいしょうめん)といって、良きことも悪しきことも、この世のあらゆる苦悩も喜びも、爆笑して吹き飛ばしてしまう(自他の違いや境遇の差を吹き飛ばしてフラットにする→とらわれない心をはぐくむ)のだそうです。

    一番見えないところに、爆笑面があるということ。いま、日本でいちばん見えにくいのは被災地の現状、フクシマを含めた復興の進ちょくだと思います。首の後ろってことは、過ぎていったこれまでの時間を観ているということでもあります。十一面観音の爆笑は、単なるポジティヴ宣言でなく、いのちを精一杯生きるために笑う「覚悟を決めた笑い」じゃないかと。

    地蔵さんも観音さんも、笑って迎えてくれるわけです。世の中に生きていて、あまり笑って迎えてくれることが少ない世の中です。気づいたら笑って人を迎えていた……そういう人に私はなりたいです。

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