215 「拓く」 高橋竜哉作

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拓く 高橋竜哉作 拓 -たく、ひらく
高橋 竜哉 様  千葉県 男性

拓く 高橋竜哉作

 夢ということについて考えてみました。
「これだ」という具体的なものがあるわけではなくただ漠然としかお伝えすることはできないかもしれません。
1文字の篆刻を出品しようと思い、この「拓」という文字を選びました。
心にすっと入ってきたのです。
わたしの人生はずっと「神経症」との格闘でした。
「この苦しみはどこからくるのだろう。どうすればここから解放されるのだろう。」
これが人生を通してわたしに与えられた命題です。
この命題は言い換えれば「いかにすれば幸福になるか。」ということでもあります。
いまのわたし、あるいは現在のわたしにいたる過程での自分自身に、この「拓」という言葉を夢につながる一歩として認識したかったのです。
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「わたしは拓いてゆく。不器用でも、ぎこちなくても、未熟でもかまわない。
いまある自分をうけとめて、ふんばって、自分で決めて、歩いていくのです。
ガキっぽくても、みっともなくても、歩いていくのです。
道なき道をかきわけ、もがき苦しみ、悩み、救いの手もなく、くたびれはてて倒れ、つっぷして、時にはぶん投げてしまってもなお、またそこから拓いていくのです。」
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昨今はやりのポジティブ思考とは違います。

材料と技法と表装など:
巴林石 5分

拓く 高橋竜哉作

自己紹介:
昨年より書人の友人より書の世界に導かれ、同時に高校生の時に一度だけ刻した篆刻をはじめました。
独学故何もかも手探りの状態ですが、形を生み出す芸術にふれ、生きがいのひとつになっております。

 

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  1. ふざん より:

    印材の種類・サイズなど全く無知ですが、検索で調べると5分といえば
    26mm角なのでしょうか?かなり大きいですね。

    「拓」とは~「開拓」「切り拓く」などを想像しますが、書画に限らず
    作品創造には一番大切なことのようです。
    夢テーマに「拓」1文字を思いつかれた気概は推測してもわかりませんが、
    芸術文化の一面に向かわれていることに敬服します。

    益々ご隆盛されることをお祈りしています~φ(*^ω^*)ノ

  2. 高橋 より:

    ふざん様

    コメントありがとうございました。

    長い苦難の道のりでした。
    押し付けられた道でした。

    人は出会いによって変わるもの。
    新しいこと、もの、人を通して今までになかった道備えを今しようとしているところです。

    わたしの夢は自分をいきることです。

  3. 秀涌 より:

    とても素敵な印ですね♪
    高橋さんの夢は自分を生きる事
    素晴らしいですね
    高橋さんの色んな経験がこの印に包括されていて
    とても味わい深い作品となっていますね