〜∋*∈〜》◎《〜∋*∈〜》◎《〜∋*∈〜》◎《〜∋*∈〜》◎《〜∋*∈〜》◎《〜∋*∈〜》◎《〜∋*∈〜

*02WEB公募書道展*  展 示 室  D 0  D01〜D07
〜∋*∈〜》◎《〜∋*∈〜》◎《〜∋*∈〜》◎《〜∋*∈〜》◎《〜∋*∈〜》◎《〜∋*∈〜》◎《〜∋*∈〜

出品者のホームページを訪問して出品に感謝しましょう。


著作権は作者にあります。文章・画像とも無断転載しないで下さい
画像をクリックして大きい画像をごらんください。

D01 無量寿    三好研石様   男性  45歳   ホームページ 作品 C02とあわせてご覧ください
無量寿

  横94cm×縦30cm

『無量寿』ムリョウジュ          無量寿とは無量の寿命の意味です。


 この作品は手製の筆で書いています。 穂は茅(かや)です。 実物はここにあります。 少しでも力んだり筆が傾いたら、紙は破れてしまいます。 それに、墨の降りてくる速度が速いため、躊躇しながら書いていたら最後まで書けません。
  この筆で作品を書くポイントは、 筆が倒れずに抑揚をつけながら、リズムカルに動かすことです。
  実は、この作品は去年の書展出品作品として書いたのだけど、 先生からコレはダメだと言われて、諦めた作品です。 私は気に入っているので、WEB公募書道展に出品します。
但し、雅印は押していません。(私の雅印は、先生が預かっていますので押せません)
 






D03  Love for sale   Kinko 様  Female 年齢不詳   ホームページ 作品 C18とあわせてご覧ください
Love for sale




  横30p×縦35pくらい




おいしそうなloveはいかが




ハートは印で、loveと彫ってあります。
お洒落な感じにしたいなあと思って作った作品です。
ハートのカクテルみたいにしてみたのですが、いかがでしょうか?









D04  山頭火の句   壷竹  女性  52歳   ホームページ 作品 C05とあわせてご覧ください
山頭火の句

 横24cm×縦16.5cm ×4枚

おちついて柿もうれてくる

ふまれてたんぽぽひらいてたんぽぽ

雲がいそいでよい月にする

明けてくる鎌をとぐ

 カウンターのキリ番プレゼント用に小品を作りました。4枚なのでアニメです。動きを止めてご覧になるにはキーボードのESCを押してください。また動かすにはブラウザの更新ボタンをクリックしてリロードしてください。
 筆:有馬筆みなせ「夕月」 紙:かな半紙「万葉」 墨:「胡麻油煙墨」
 俳画は説明図ではないので語句に表現されていないものを描くのが普通です。
 種田山頭火の句集から選んで活字より読みやすくというねらいで書いてみました。絵・書・印とも自作です。






D05  無   上岡誠二  男性  40歳 前厄  ホームページ 作品 C09とあわせてご覧ください

 む
 ここに稚拙ながらも表現させていただきましたのは、いかのやうな「無」です。

、、、ここに於いては達成即未達なる愛の當為が、逆に當為義務の愛として、 未達即達成に顛倒せられ、その峻厳なる対立性は無の括弧内に緩和せられて、 無の転換に於ける行為の創造性に転ぜられ、生の歓喜を享受せしめる。 田邊 元著「実存と愛と実践」より
無
      横24.5cm×縦27.5cm 




木のまよりもりくる月の影見れば
心づくしの秋は来にけり

D06  創作和歌  啓三郎   ホームページ 作品 C25とあわせてご覧ください



 半切 横35cm×縦135cm 



木のまよりもりくる月の影見れば 
心づくしの秋は来にけり  (よみ人しらず 『古今集』秋上より)

木の間よ里 毛りくる月能影見れハ心つくし乃 秋盤来爾介利

<口語訳>

秋になると野山の趣が変わってあちらこちらにも美しく色づき はじめた自然界の姿がある。しかもそれらはたちまち過ぎ去って ゆくつかの間の黄金の輝きである。それを思うたびに気がもめるのだ。



 これは、頼まれてあるお店に掛けてもらうことになっているのですが、 まだ完成と言えるものではないです(汗)もうちょっと詩情にあった 気分に盛り上がったときに一気に書き上げたいと思います。 とりあえず試作品なのですが、ご意見などいただけると光栄です








 旅夜書懐

D07  旅夜書懐  畑 神左   ホームページ 作品 C16とあわせてご覧ください


 半切 横35cm×縦135cm 

細草微風岸 危墻独夜舟 星垂平野闊 月湧大江流 
 名豈文書著 官應老病休 飄飄何所似 天地一沙鴎 (杜甫詩)

 細草(さいそう)微風の岸 危檣(きしゅう)獨夜(どくや)の舟
 星は垂れて平野は闊(ひいら)く 月は湧き、大江が流る
 名を豈(あ)に文章にて著(ちょ)さんや 官を応(まさ)に老病にて休むべし
 飄飄(ひょうひょう)の身、何に似る 天地に飛びし一沙鴎(いちさおう)

 細草そよぎ、岸に向き、独夜にはためく、船の帆柱。
 星の垂れたる闊き野は、月が湧きつつ流れる長江。
 文章にて誉れ、いかにして持てよう。老いて去るべし、官の位より。
 さすらう身こそ、何に似る。飛ぶのは天地の一沙鴎。


  友人より、「私にも読める漢詩を!」という条件でお好みの杜甫の詩で作品を依頼されて作ったものです。ですから、行書を主体として、ところどころ草書を織り交ぜて変化をつけてみました。このような3行書きは慣れていないので全体のバランスに苦労しましたし、特殊な加工和紙でしたから緊張もしましたが、うまく表装もできてまずまずの作品に仕上がりました。  昨年暮れの個展に、メイン作品として飾りましたが、今は友人のご自宅に飾ってもらってます。










(C01-C10) (C11-C20) (C21-C25) 



ご感想をこちらへお寄せください
HOME(無派閥書道ネット) このページのTOPへ