s709 大國主命
大國主命<おおくにぬしのみこと>
♪大きな袋を肩にかけ……の歌で有名な、出雲大社ご祭神
大国主神です。良縁・子授け・夫婦円満・開運満足・国土安泰など
オールマイティな御利益を授けてくださる神様です。
昨冬、出雲大社に参詣した時の感動を書に表現してみました。
神話『因幡の白うさぎ』は、オオクニヌシの優しさにあふれた物語。
自分だけ利益を得ようとワニを騙し、皮をむかれた白ウサギは、砂浜を 通った兄神たちに騙され痛み苦しみます。そこに通りかかった末弟の オオクニヌシは、ウサギに治療法をさずけて救います。オオクニヌシは、 自分も兄たちから召使いのようにこき使われ、大きな荷袋を背負わされて いたため、ウサギの気持ちを汲み取り救ったのでした。
児童虐待や学校でのいじめが社会にはびこる昨今、オオクニヌシの ような優しい心を取り戻すことが大切ではないでしょうか――
神話『因幡の白うさぎ』は、オオクニヌシの優しさにあふれた物語。
自分だけ利益を得ようとワニを騙し、皮をむかれた白ウサギは、砂浜を 通った兄神たちに騙され痛み苦しみます。そこに通りかかった末弟の オオクニヌシは、ウサギに治療法をさずけて救います。オオクニヌシは、 自分も兄たちから召使いのようにこき使われ、大きな荷袋を背負わされて いたため、ウサギの気持ちを汲み取り救ったのでした。
児童虐待や学校でのいじめが社会にはびこる昨今、オオクニヌシの ような優しい心を取り戻すことが大切ではないでしょうか――
コメント
人柄の良い大国主命の感じがつたわってきました。尊敬の心は生きがいです。
投稿者: こちく | 2007年01月30日 08:59
もう一筆、隷書体の『大国主命』をしたためており、出品に迷うていた折しも友人が
「隷書の一枚は、石碑に彫ると見栄えが宜しく見える様にて候」と言って呉れました。
ですから今年は掛軸と石碑を作らなくてはなりません(無茶な…)
旅から此の方、すっかり大国主命ファンです。お参りも出雲式は四拍手とのこと、自宅で朝夕実践しています。近所の人には朝っぱらからパンパンパンパン何事かと思われてますが…
尊敬の心、いたわりの心あっての「美しい国ニッポン」だと思いますよ。
投稿者: 戸川光迺 | 2007年02月03日 11:37
背筋がすっとのびた凛々しい印象を受けました。この雰囲気好みです!渋くてかっこいいです!
投稿者: むんきち | 2007年02月14日 23:00
むんきちさん、渋いっちゅーコメントに励まされます!年齢とともに枯淡を重ねていくのが書道といいますよね。どぅせオジンになるなら、ちょいワル書道を目指したいものでふ。
投稿者: 戸川光迺 | 2007年02月18日 14:03
すっきりとした素晴らしい作品だと思います。
投稿者: 秀涌 | 2007年03月15日 00:03
ありがとうございます。「信は荘厳より」という言葉の通りですね。神仏の姿をあらわすのは、筆文字のつとめでもあります。久しぶりに真面目な作品が書けたことにひたすら感謝(汗)ご利益かも?
投稿者: 戸川光迺 | 2007年03月30日 17:17