9JI05 無

無:北大路魯川人筆
北大路魯川人様
愛知県瀬戸市  男性 49歳
mail homes.gif 加藤乾北公式サイト
無:北大路魯川人筆

(む)

 

使用文房具は市販されてます「作品用墨汁・筆・半紙」です。
特に変わった技法はありません。

「書道」を本格的に始めて以来中国及び日本の古典の 鑑賞並びに臨書をしてまいりました。古典の中でも 特に高僧の墨蹟に惹かれた時期があり、鑑賞と共に 自分なりの「無」の一字を書き続けてきました。 ご指導・ご鞭撻いただけたら幸いに存じます。

コメント(12)

形象が素晴らしい!
あとは後半の線が紙にのらずに滑ってますので、じっくり線の折りたたみを訓練すれば屈折の盛り上がりが出ますね。
孫過庭を参考にされたらと思います。

黒々とした無を感じました。渦巻くものが無になろうとしている途中のようなイメージ。私もよく無になろうと頑張る事があります。元気になるコツのようなものでしょうか。

自分もそうなのですが、一文字の場合は紙の余白が
あれば、落款は文字と離してみては。或いは「印」のみが
カッコイイと個人的に思います。

「墨蹟」という言葉は、禅の高僧の書作品にしか許されない
用語と言いますが、むしろわれわれ「在家」の者が書く字
にも、気迫が宿るということもありますよね。それほど
漆黒の中に「気」が感じ取れる作品と存じます。

無になれば、そこから色んなことが湧いてくる、元気、勇気などなど。無心の境地で書かれた”無”のように思います。素敵です。

力強さを感じる素晴らしい「無」のようです。還暦を超えた小生などは「無力」の「無」を出したいのですが、どうにもなりません。

強さもありセンスの良い作品ですね。シルエットのように見えますので内部にもう少し白い部分を作られては?有名な行書や草書をカゴ書き、なぞり書きして筆の大きな動きを体に覚えさせるとよいでしょう。墨汁は少し水を足して墨で磨ると書くのがたのしくなります。

水木りょう様・・・

コメント有難うございました。m(_ _)m
孫過庭の「書譜」は結構臨書しまして現在も
継続中です。自分の書作品にあの筆遣いを
生かすことは全然考えませんでした。
ご意見有難うございました。

むんきち様・・・

こちらも早速のコメント、有難うございました。
なかなか「無」にはなれませんよね~・・・ーー
作陶の方でも「無」の境地で仕事が出来れば・・・
と思っているのですが、これがなかなか・・・ーー

光迺様・・・

コメント、どうも有難うございました。
ご指摘の通り、印を一つ捺すのがいいですね。
これを書いた時適当な印がありませんでした。
印(の自作)についてはまだまだ勉強しなければ
・・・と思っております。
   m(_ _)m

秀涌様・・・

コメント、有難うございました。m(_ _)m
>無心の境地で書かれた”無”のように思います。
・・・どんな境地で書いたかは忘れてしまいました。
かなり「無」に近かったかも知れません。
>素敵です。
・・・こうおっしゃっていただくと恐縮します。
どうも有難うございます。m(_ _)m


ふざん様・・・

コメント、どうも有難うございました。
「無力」の「無」ですか・・・
年輪を感じさせる「書」ですね~・・・ーー
まだまだ小生も(古典を)勉強します。
この度は有難うございました。
  m(_ _)m

こちく様・・・

この度は何かとお手数をおかけしました。
いろいろと有難うございました。
いい経験になっております。
先ずは墨汁に水を足して墨で磨ることを
やってみます。
細かくアドバイスをいただき、
どうも有難うございました。
  m(_ _)m

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