かつて所属していた会(玄神会)の劉葵居先生より指導をうけていた頃の作品です。
当時は一日練成会などにかりだされて大変でしたが、いまとなっては懐かしい思い出です。
劉先生に習っていて良かったと思うことは、小学生の時、100人位集まる書写会(夕方の3時頃に終わる予定)があったのですが、親が連れて行くのを忘れ,、3時半頃に親が劉先生に電話すると、 劉先生は「子供が書くなら遅れても良いからおいで。」と言ってくださり、着いたのが4時頃なのに待っていてくれました。その時劉先生だけでは無く、他の先生方(おおよそ20人位だったようにおもいますが。) その後2時間ほど作品作りを先生方全員に指導していただき、申し訳ないと言う気持ちと劉先生のお弟子で良かったと言う気持ちで、大変嬉しかった事を覚えています。
小学生高学年からは劉先生がお忙しくなられ、そのお弟子さんの高崎先生に指導を受けましたが、毎回劉先生からの預かりの内弟子だからと、線一本一本からの指導があり、今の書道活動の礎に なったと思っています。 今は玄心会をやめ、書写検定をしております。 今でも劉先生や高崎先生に教えていただいた事が基本となっています。
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素敵な作品ですね。リズミカルに流れていくさわやかな書だと思いました。いたちの毛の筆というのは書きやすいのですか。あと、露峰(ろほう)と背勢(はいせい)をまぜています。というのは墨のことですか?(質問攻め)
流麗な作品に脱帽します。いたちの毛の筆というのは高級なのだということを昔聞いたような気がしますが、使ったことないのでよくわかりません。癖があるのでかなりの使い手でないと難しいのかな~。
むんきちさんへ
露峰は起筆のところで、穂先が出るように打ち込む事。
また穂先が横画や縦画の左側を通るように書く技法です。
背勢とは、例えば日の字を書く時に縦画の2本線が中に
反って細くなるように書く事です。
むんきちさん、ふざんさんへ
いたちの毛は弾力性があり、毛先が元の状態に戻りやすく、
羊毛より硬いので、意外と難しい線が簡単に出て、
逆筆とかが書きやすい筆です。
値段てきには、1本が2万円位から3万円位で売ってます。
偶然です。
私も玄神会に入ってます。
ってか、地方の孫弟子ですが。
偶然覗いて書体を見て「ん?似たような?」と、覗いたら偶然劉先生のお名前を見て何だか嬉しくなってコメントを残してしまいました。
劉先生、亡くなられても色んな所に先生の教えが生きているんですね。
お互いに頑張りましょう。
さすがにいい先生に師事されていたとお見受けします。全体的に美しい仕上がりなのに加え、縦線が大変綺麗ですね。
実は私も劉蒼居先生の兄弟子の先生に教わったことがあって存知上げています。木村知石先生のオリジナル書風はこうして日本の流麗さがあって華やかなものでしたが、直弟子で一番よく似ていてお若い劉先生がはやお亡くなりになって惜しいです。報恩のご活躍を。
akiさん、こちくさんコメント有難うございます。
劉先生とゆかりの有る方からのコメントでしたので、
大変嬉しかったです。
秀涌さんも誉めていただき有難うございます。
もっと綺麗な線がだせるように頑張りますので、
又教えて下さいね。