私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥は私のやうに、
地面を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のやうに
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
金子みすゞさんの詩(著作使用許諾)
《・出典 『金子みすゞ童謡全集』(JURA出版局)より
・*金子みすゞの詩は、金子みすゞの著作保存会の了承を得て掲載しています。
転載される場合は、必ず「金子みすゞ著作保存会」の許可を得てください。
<連絡先>〒112-0001東京都文京区白山3-4-15内田ハウス1F JURA出版局内
TEL03-3818-0791 FAX03-3818-0796》
60センチ×40センチ(紐部分含まず)書部分は、20センチ×
30センチ
顔彩で書いてあります。表装もしてみました。
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詩とかわいい色合いが微笑ましい作品ですね。この詩は人気がありますね。どうやってかくのでしょう?途中で色をじわじわ変えるのでしょうか?
明るい作品なので玄関に飾ってもかわいいですね。
顔彩は使ってみたい素材ですが、いまだに実行していません。こんなにうまくいくかどうかだが、その内するぞ~
アンさんの素直な書体に癒されます。表装も自然素材で素敵ですね。
いい作品ですね。丹念な仕事に感心します。筆は途中で替えるんですか、洗いながらですか。表具もいいですね、真似して一つ作ってみようっと。
*むんちきさま
顔彩をしっかり混色しないで、筆先に別の色を次々つけながら書いてみました。わかりにくい説明ですいません。
せっかくなので、壁にかけてみました。
*ふざんさま
墨の濃淡もとても好きですが、ときどき色を使いたくなってしまうのです。配色を考え出すと、悩んでしまいます。結局好きな色全部使ってしまいました。
*秀涌さま
ありがとうございます。枝は、家の裏にある、柿の枝を使いました。うちの周辺は、自然がいっぱいですよ。
*こちくさま
筆は、ずっと同じ筆で、ほとんど洗いません。顔彩のパレット(?)からじかにとったりしました。書いてみないとどんな色になるかわからないところが、おもしろいですよ。
枝だけですと、布がまっすぐにならないので、布の裏の上下に竹ひごも縫い付けてあります。