Ⅰ06 牛玉(ごおう):岡山市西大寺;

「牛玉(ごおう)」ふざん作
ふざん 様
岡山  男性 60代
homes.gifふざん作品集

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「牛玉(ごおう)」ふざん作

牛玉
(ごおう)

 

岡山市の東部に位置する西大寺(さいだいじ)は、毎年厳寒の2月になると奇祭<はだか祭り>が行われることで有名です。はだか衆の男達が投下される宝木(しんぎ)の争奪戦をするのです。

宝木に内蔵されている護符の文字の一つ『牛玉(ごおう)』を真似て書きました。同時に本年の安穏・豊穣・繁栄をお祈りしました。

雅仙紙30cm×60cmサイズ

最近はまっている白抜き線(独自名称)をもっと出したかったけど今一つでした。「丑」字の陶印で落款しました。

「牛」の印:ふざん作「牛」  護符・陶印・祭の写真護符・陶印・祭の写真

コメント(7)

なんて綺麗な作品なんでしょう。手本の護符も魅力的な書ですが、この作品の美しさに驚きました。陶印もいいですね。こちく

こちく様、もったいないコメントありがとうございます。御福(五福)文字『牛玉』を揮毫したので、今年は何かいいことあるかも~
西大寺の会陽(えよう=はだか祭り)は、来週末の2月20日に行われます。宝木の投下は夜の10時です。ご都合の良い方はお越し下さい。

はだか祭りはよく目にしますが、投下されているものは目にすることがなかったのでよいきっかけになりました。牛玉(ごおう)と読みがながなければ「ぎゅうたま」と読んでしまいそうで、ちょっと面白さも・・・。宝木の護符の文字の一つ、ということは違うものもいくつかあるのですね。意味合いも違ったりするのでしょうか。興味が広がります!

白抜き線、綺麗に出ていると思います。ごおうと読むのですね。どんな筆で書かれたのですか?

宝木の護符の文字は3つで、右から「西大寺」「牛玉」「宝印」と書かれた紙の護符であるそうですが、現在の形はどんなのか資料をなくしたので正確にはわかりません。
はだか祭に参加したことないのですが、この年ではも~無理ですね。

ありがとうございます。やや硬めの馬毛筆の中筆でした。縦線の太さ変化は筆圧変化ではなくて、筆の倒し角度変化で出しました。

古い「牛玉印」を書いた起請文の、あの強引なまでの和様にはえもいわれぬ魅力を感じます。中心線がある二文字だけに中心線を取るのが難しいと思われますが、真ん中に筋が通っておられるので目に心地よいです。僕にも良いことありますように!

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