厚(あつ)かましくて
お節介(せっかい)
口(くち)うるさくて
涙(なみだ)もろい
あぁ大好(だいす)き
大阪(おおさか)のおばちゃん
子供の頃は、「大阪のおばちゃん」が苦手でした。
大人になって、ちょっぴりにぎやかだけど
強く、温かな心の大阪のおばちゃんと数々出会い、
これぞ女性のお手本ではないか!と思っています。
29cm×55cmサイズに画仙紙をカットし、
パールピンクのアクリル絵の具で彩色したものに
書きました。「なにわ」は消しゴム印です。
濃墨を使って、力強さと元気が感じられるような字形で
まとめました。
作品は、パネル加工しています。
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2つのかたまりがバランスよくて、読んでみたら良い詩で、線が生きてて、すばらしいです。
紙を染めたり、濃墨を使ったり、作品制作を楽しんでいらっしゃるご様子がまた同慶の至りです。
分厚くて深く伸び伸びした線質が、大阪のおばちゃんの大きくて広々した気骨を表していますね。
アクリル絵の具の彩色台紙を使ったり、書作を満喫されているご様子がわかります。
浪速のおばちゃんたちにもよろしくお伝えください。
大阪のおばちゃんは大変親切で好きです。そんなおばちゃんの心意気を感じる温かい書。綺麗に染められたピンクが素敵に作品を引き立てていますね。
大阪の、あの独特の「おばちゃん」という発音が聞えてくるような作品です。ピンクどぎつーぃ!と思わせて、落款の朱と呼応しているのが心憎い演出ですね。左右で雅号印と遊印を捺し分けているところがオシャレです。すっかり大阪のオバチャンに染められちゃいましたん。
こちくさん、
ありがとうございます。
作品、楽しくできました。そして紙を染めるのは大好きです。
出発点は、
昔、ずっと置いていた紙が日焼けして一部色が変わってしまい、
染めたら見えないかも(笑)?でした。
塗ったときと乾いてからでは色が微妙に違い、
色ムラがまた楽しかったりします。
ふざんさん、
よく気づいてくださいました、ありがとうございます。
おばちゃんの大きな心を表現したかったのです。
そういえば遠方の友人から、
大阪で地図持って歩いていたら、男女問わず
「どこ行くの?あぁ、そこならこう行って…」と
すぐ声をかけてくれるのはなぜ?と言われました。
男の方もおばちゃんかもしれません(笑)。
秀涌さん、
「温かい書」にできていたらうれしいのですが。
笑いと明るさを目指してみました。
私もやがて立派な大阪のおばちゃんになってみせます〜♪
ありがとうございます。
こうだいさん、
紙は、ヒョウ柄か光りモノにしようと決めていました。
大阪のおばちゃんは、これしかないだろうと。
いろいろ試してみて、「まだまだ私ら、かわいいでぇ」の
パール入りピンクに決定!
「なにわ」の印をつくっているときはワクワクでした。
お気づきいただき、感激です。ありがとうございます。