Ⅰ11 喫茶去:枚方市;

「喫茶去」住墨作
住墨 様
枚方市  男性 60代

「喫茶去」住墨作

喫茶去 (きっさこ)

 

書道教室に通っていた時の出展作品です
自分では気に入った作品の一つです。

感想を楽しみに出品しました。 ご覧の皆様よろしくお願いします。

【喫茶去の意味】
 喫茶去(きっさこ)とは禅語で「よう来られた、まあお茶でもどうぞ」という意味です。 お茶を飲んだら帰れという意味ではありませんので誤解なきように。

【枚方市の自慢】
 西に淀川が流れ、東には緑豊かな生駒山系の山々が連なる枚方市。平安時代には貴族の遊猟地として、江戸時代には京街道(東海道)の宿場町として栄えた歴史があります。
 約65平方キロメートルの市域には、枚方八景をはじめ、史跡や文化財、公園など見所がいっぱいです。

「喫茶去」墨山作 部分  「喫茶去」墨山作 額装

青墨使用 書道専用紙縦30cm横80cmです。

娘の新築祝いにプレゼントしました。 現在娘のマンションに飾っています。

コメント(6)

布置も線もきれいで言葉にふさわしく落ち着いていながら力強くて好きです。おいしいお茶が出そうですね。

練り込まれた伸びのある線は、楽しく筆を運んでおられる様子がうかがえます。
かなり律儀なご性格のお方と拝察しました。
実物を見ないとわからないけど、青墨使用にしては青味がないですね~濃く磨墨しすぎたからかなあ?……

素晴らしい作品ですね。
筆の走りが伸びやかでしかもバランスが取れていて好感が持てます。

流れるような筆の運びが気持ち良いです。「喫茶去」の意味も素朴で温もりあって良い言葉ですね。確かに”去る”の字があるので一瞬勘違いしそうです。迫力ある素敵な作品で話もはずみそうです。

「喫茶去」書いてみたい言葉の一つです。この書を眺めながらの美味しいお茶のひと時が目に浮かぶ様。綺麗な渇筆が力強い書を一層引き立てていると思います。

さすがです。書は感覚でしかわかりませんが、響いて来るものがあります。
この禅の言葉もすきですね。

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