東京音頭 (とうきょうおんど)
東京生まれの千葉育ち。大学を卒業して"故郷"に帰る、いわば「Uターン就職」
で早くも10年が経ちました。四ツ谷の丸正、新宿御苑、皇居の桜、浅草三社祭。
いつ見ても、いつまでも、どこか懐かしい風景に囲まれて毎日を過ごしています。
仕事でさまざまな土地に足を運ぶものの、3日もすれば雑居ビルが立ち並ぶ
ごちゃごちゃした風景が恋しくなる東京っ子。
近頃は都内の盆踊り会場を歩いても
「東京音頭」のメロディを聞くことは珍しくなりました。しかし、あのマイナーな曲調が
心の奥底に響くたび、郷愁と浪漫を誘ってやみません。 踊り踊るなら――そう、
やっぱり東京音頭。華のみやこの真ん中で、今日もどっこい生きてます♪
盆踊りの輪を取り囲む露店の明かり。一杯だけよ、と母に叱られたかき氷。
蒸し暑い東京の夏。そんな色をイメージしました。
作品サイズ:半切1/4(約34mm×約35mm) 信州産手漉き和紙に35年物の古墨「玄林」を使用
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まさしく懐かしい時代の東京。すばらしい書体と色あわせに感服しました。東京音頭が耳に帰ってきてあの頃の都会へのあこがれも思い出しました。関西でも盆踊りで「東京音頭」踊りました。
今初めてあれが東京音頭だと知りました!京都でも盆踊りでは
必ず踊っていました。懐かしいですね。
優しい東京が感じれて心があったかーくなる作品ですね。
すっきりとした書体に元気百倍です。
蒸し暑い東京の夏というよりも、心踊る3色の色調にとても楽しくなりました。
こちく様★懐かしさを感じる東京は、いつの時代でしょう?僕は1976年代の、まだ東京のどこにも下町の匂いがして、舗装してない砂利道があちこちの路地に残っていて、塩化ビニールのおもちゃが売ってて……みたいな時代です。80年代以降、バブル景気というものが騒がれ出してから急に東京が懐かしくも何とも無くなった時期がありまして。あの感覚はどういうわけだったのでしょう。いまだに謎です。
秀涌様★京都には(僕個人の印象ですけど…)観光客と共存しつつ普段の暮らしは崩さない律儀さを感じます。観光客の通れる路地と、住民の通る路地が良い意味で区分けされている、筋目の通った街の感覚を思います。一方、東京には文化の集積地であると同時に混ざり感が多く、どこが観光なのかビジネスなのか生活なのか、めったに分かりません。ベランダで洗濯物を干しながら、六本木ヒルズを眺めても何とも思わないですし。それが清水寺だったらどれほど心地よいかと妄想してます。
ふざん様★踊り踊るなら、チョイト東京音頭、ヨイヨイ♪この「チョイト」の部分で心踊っちゃいますね。どこの町でも盆踊りの会場を通りかかると、思わず元気になっちゃいますね。屋台で広島焼きとビール買ったらなおさら元気です!